野球バイオメカニクス/科学

2009年2月14日 (土)

運動連鎖で、鋭い打球を生むこと

少し、難しいお話になりますので、興味がある方は、お読み下さい。

『野球スポーツバイオメカニクス/動き・力の科学』の分野では、運動連鎖の法則ということがあります。

誰でも理解できることではありますが、実戦で生かすには、上手に練習することです。

この運動連鎖の法則が上手く利用できれば、予想以上のパワー

野球なら、予想以上の驚く鋭い打球が実現できます。

大体の人は知っています、そんなに難しいことでもありません。

要は、頭に置いて、練習、トレーニングできるか

■運動連鎖の法則・・・右打者の打撃では、ステップ後、右足が、着地した後・・

・まず、膝の速度が増し・・

・次に腰の速度が増し・・

・次に右肘とグリップの速度が増し・・

・手首付近の速度が増し・・

・バットのヘッドの速度が増す・・

この用な各部位が、連鎖的に働き、徐々に速度が増して行くと言うわけだ

下半身で生みだされた一番大きなパワーが連鎖的に速度が増すことにより、順次、加速され、末端へ行くほど、速く、大きなエネルギーが得られると言う法則だ

あれ!っと思われるかもしれないが、

当然バットは、体の一部として、私は考えている

イチロー選手も、言っているように・・『僕は、バットは体の一部だと思っている。』

バットは体の末端部の一部分として、働かせること

これで、最大のエネルギー・ヘッドスピードが得られるという訳

■運動連鎖の法則を他の例で考えると

・ムチで叩く場合・・手から順次しなって、ムチの先で、最大のスピードパワーとなり、叩かれる。(飴とムチと言っても、実際のムチは使うことがないが)

・でんでん太鼓・・太鼓に付いた、軸の棒の回転によって力が、順次速くなり、末端の球(太鼓を叩く)で最大のスピードパワーとなる。

こんな感じで、理解頂けるでしょうか。

素振りマシンも、その運動連鎖の手助けをする道具でもあるわけです

■最後に、野球の練習において、頭に置いておいて、意識すべき重要なことは・・・

・ピッティングもバッティングも、下半身先行で

・順次、連鎖的に上手く働くことで

・手先、指先、バットのヘッド末端へ上手く加速でき

・無駄な力みなく、順次、連鎖的に動くことにより

・バットヘッドはピッチングで言えば指先

◎予想以上の驚く、速さが得られる

◎驚く鋭い打球、速い投球が得られる

■難しいことでもないので、指導される上で、頭に置いておくべきことです

■連鎖を上手く生みだすための練習方法は、いくつもあります。考えられます。練習用具もあります。考えられます。

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